英検1級アウトプット:英作文・要約・面接

この記事では、アウトプット分野(英作文・要約・面接)のトピック一覧と、1級合格のために必要な情報とコツをギュッとまとめました。

1級で求められるのは「読み手(聞き手)を引き込む」論理展開と文章力です。

読み手を「なるほどな」とうなずかせる英作文を書いてみたいと思いませんか?

以下、「分野別お題リスト」の各トピックでお届けするのは以下3つの具体的手順となります。

  • 幅広いトピックに対してシナリオを素早く作成する
  • 汎用的に使える表現の引き出しを増やす
  • 高得点が狙える表現の引き出しを増やす
  • 1つのトピック学習を英作文・要約・面接で3活用する

では早速始めましょう。

分野別お題リスト

分野別お題リスト毎に「シナリオ」を想定し、英検出題スタイルと評価基準を意識した答え方をお届けしていますので、是非ご活用下さい。

幅広い社会的なトピックについて、より深い意見をより魅力的な文章で表現するスキルが問われます。

日ごろから意識的に自分の考えを文章化(英文化)しないとダメだね。

やまちゃんは「英語漬け」生活を送っていましたよ。動画も音楽もニュースも全て英語のみを貫いていました(笑)

1級は「大学上級程度」レベルとされていますので、トピックも「賢い大学生」が興味を持ちそうな内容になっていますね。

たとえば

「Can renewable energy sources completely replace fossil fuels in the near future?」

「Do social welfare programs help reduce inequality in society?」

といった「ある程度の背景知識」が必要な質問が出題されます。

つまり、英語力だけではなく、「社会の知識・教養」がないと、まともに答える事ができないお題となります。

リストのお題を1巡したら、「苦手だな」と感じたお題に再チャレンジしてみましょうね。

英作文

要約

記事追加中。今しばらくお待ちください。

1級アウトプット対策のステップ

英検1級の評価基準を知り尽くした先生とトレーニングするのがおススメですが、時間と予算には限界がありますよね。

当サイトとスマホ活用すれば、ある程度はお金をかけずに対策できますよ。

Google翻訳やChatGPT、スマホ録音機能、スマホアプリを積極的に活用しましょう。

では早速、以下の手順で始めましょう!

  1. 分野別お題リストにざっと目を通す
  2. このページの一番下まで読んで試験の全体像をイメージ
  3. お題リストに戻って 01 から順番に対策
  4. Google翻訳やCahtGPTで自身の答えを確かめる
  5. 週に1度は英検対策の先生とアウトプット練習する
  6. 対策のステップを生活のルーティンに組み込む

苦手と感じた単語やフレーズ・文章を、「毎日」SNS投稿するのもいいですね。


トピック毎のシナリオ攻略

「日本語で文章化できないトピック」は「英語でも話せない」と思いませんか?

つまり、英検1級の各分野のお題を前もって「英語で書いたり話したり」するのが必須です。

下の図は英検公式サイトで発表されている「主な場面・題材」です。

たとえば、

  • Do the advantages of the casino industry outweigh the disadvantages?
  • Agree or disagree: Japan should have more lenient immigration policies

と聞かれた時、とっさに論理的に英語で答える事ができますか?

このサイトでは、それぞれの「場面・トピック」毎に一緒にシナリオを考えながら、「説得力のある論理展開でアウトプットする」お手伝いをします。

社会的なトピックについて自分の意見とその根拠・具体例などを英語で書いたり話したりできるようになるのが英検1級のアウトプット学習の醍醐味です。

社会の勉強を英語でやってるような印象だね

社会の知識を身に付けながら、同時進行で

  • それぞれのトピックの「自分の定番シナリオ」を準備する
  • シナリオごとに汎用性のある表現(語彙・フレーズなど)の引き出しを増やす
  • 分野・トピック・定番フレーズを系統立てて覚える
  • 極力短時間でやる(だらだらやると集中力が下がる)

という仕事人のような作業をこなしていくイメージです。

すっきりと系統立てて整理された「アウトプット・ツール」を脳にインストールする様な気持ちで進めていきましょう。


試験内容とパターンに慣れる

英検公式サイト:1級の試験内容

英検公式お知らせ:2024年度変更点

問題構成は、必ず英検公式サイトで最新情報をチェックして下さい。

  • 英作文問題が1題から2題に増える
  • 英作文2題目は、「要約」問題
  • 語彙・長文の問題数を一部削減(「要約」問題が増えるため)
  • 筆記試験の時間変更なし(100分

一次試験の内容

2024年1月にリニューアル内容が公開されます。

【問題数】は2023年度までの内容です。

  1. 短文の穴埋め【25問】4択
  2. 長文の穴埋め問題【6問】文や語句を選ぶ・4択
  3. 長文の内容一致【10問】Eメールや説明文・4択
  4. 英作文1:指定されたトピックについての英作文
  5. 2024年度(英作文2:要約問題)

2024年から英作文(要約問題)が1題増え、その分語彙・長文問題が削減されます。合計100分。

  1. リスニング:会話の内容一致【10問】4択
  2. リスニング:文の内容一致【10問】4択
  3. リスニング:Real-LIfe内容一致【5問】4択
  4. リスニング:インタビューの内容一致【2問】4択

リスニングはだいたい35分です。

二次試験の内容(約10分)

スピーキング力を試される二次試験(面接)は

  • 個人面接(試験官2名
  • 自由会話: 面接委員と簡単な日常会話を行う
  • スピーチ: トピックカードの5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う(2分)
  • Q&A:スピーチの内容やトピックに関連した質問

という構成です。

バーチャル二次試験はコチラ

トピックカード・質問・解答サンプルはコチラ

トピックカードから、自分が「これなら話せる」と思ったものを1つ選んでスピーチ内容を考え(1分)、2分間のスピーチをします。

2分を過ぎると、話の途中でもストップさせられるので時間配分に注意しましょう。



時間配分トレーニング法

まずは直近の過去問をダウンロードし、全問題を制限時間内にまるっと解きましょう。

過去問をまるっと解いて「全体の雰囲気をつかみ、現在の自分のレベルを知る」のが大事です。
とりあえずスコアは気にせずに解きましょう。

全体の時間配分(2023年度まで)をざっくり分けると次のようになります。

問題名問題内容語彙問題が得意な場合
1問当り
合計時間
大問1短文の穴埋め【25問】24秒10分
大問2長文の穴埋め問題【6問】50秒5分
大問3長文の内容一致【10問】3A -15分
3B – 15分
3C – 20分
50分
大問4英作文130分30分
(2024年度以降、「要約問題」が追加され、大問3までのいくつかの問題が削減されます)
見直し見直し5分
合計100分

目安時間は、個人差があるので、何回か「過去問をセットでまるっと解いて」自分にぴったりの時間配分を見つけましょう。

自分に合う時間配分を見極めたうえで、「分からない問題に時間をかけすぎない」で、時間配分を守る事が大切です。

従来型英検(紙版)で分からない問題に出会ったら、

  • 「とりあえず」の答えを選んでマークシートを塗る
  • 問題冊子の番号に印をつけておく
  • 見直し時間にもう一度戻ってくる

というスタイルを守って下さい。

同じ問題に時間をかけすぎることで、「本当なら正解できた問題」を解く時間がなくなってしまうともったいないですよね。

従来型(紙版)英検を受ける人は、必ずマークシートを使って練習して下さい。

2023年度までに使用されているマークシートはコチラ

英検S-CBTは、別の記事で説明します。

マークシートにはある程度の慣れが必要です。

というのも、実際の試験で緊張しているので

  • ちゃんと塗れない
  • 解答番号がずれてしまう
  • 消しゴムで消せないほど強く塗ってしまう

など、予期せぬ失敗があります。

日ごろからしっかりマークシートに解答する練習をすることで、もったいないミスを防ぐ事ができますよ。

ask本校での無料体験レッスンはコチラです。


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