目次
練習問題<分野:医療・社会>
TOPIC
Do you agree or disagree with charging fees for ambulance services?
POINTS
● Healthcare access
● Financial burden
● Misuse reduction
● Emergency response efficiency
観点の説明
- Healthcare access(医療アクセス)
賛成:救急車を有料化することで、医療リソースが必要な人々に集中し、本当に緊急のケースに限った利用が促進される。
反対:救急車が有料化されると、低所得層や緊急事態の判断が難しい人々が利用をためらい、適切な医療を受けられない危険性がある。 - Financial burden(経済的負担)
賛成:有料化は、税金による負担を軽減し、利用者が実際に使ったサービスに応じて支払う公平な制度を確立することができる。
反対:緊急時における経済的負担が増加し、特に高齢者や経済的に厳しい状況の人々にとって大きな負担となる。 - Misuse reduction(誤用の削減)
賛成:救急車の無駄な呼び出しや軽症での利用が減り、医療資源の効率的な配分と、より緊急な患者の対応が可能になる。
反対:軽症かどうかを一般の人が判断するのは難しく、緊急でないと思って利用を避けた結果、重篤な事態になるリスクが高まる。 - Emergency response efficiency(緊急対応の効率性)
賛成:有料化により、救急車の出動回数が適正化され、医療機関や救急サービスの負担が軽減され、緊急対応の質が向上する。
反対:有料化による出動回数の減少が期待できても、負担を恐れて本当に必要な人が救急車を呼ばず、医療対応が遅れる危険性がある。
観点毎のキーワード
Healthcare Access
- Universal healthcare – 普遍的な医療
- Equal access to emergency services – 救急サービスへの平等なアクセス
- Healthcare inequality – 医療格差
- Affordable healthcare – 手頃な医療
- Healthcare accessibility – 医療へのアクセス
- Patient care prioritization – 患者ケアの優先
- Medical service availability – 医療サービスの利用可能性
Financial Burden
- Increased medical costs – 医療費の増加
- Out-of-pocket expenses – 自己負担費用
- Healthcare affordability – 医療の手頃さ
- Government subsidies – 政府の補助金
- Financial stress – 財政的ストレス
- Fee exemptions for low-income individuals – 低所得者向けの費用免除
- Insurance coverage – 保険適用
Misuse Reduction
- Unnecessary calls – 不要な呼び出し
- Misuse of resources – 資源の誤使用
- Education campaigns – 啓発キャンペーン
- Abuse prevention – 乱用防止
- Fee deterrent effect – 料金による抑止効果
- Public awareness – 公衆の認識
- Emergency hotline abuse – 緊急ホットラインの乱用
Emergency Response Efficiency
- Faster response times – 迅速な対応時間
- Resource allocation – 資源配分
- Operational costs – 運営費
- Improved service efficiency – サービス効率の向上
- Emergency prioritization – 緊急事態の優先順位付け
- Ambulance availability – 救急車の利用可能性
- Optimized dispatch systems – 最適化された配車システム
有料化するべき派の論理展開
【イントロダクション】
- トピックセンテンス: 一部の人は救急車サービスは無料であるべきだと考えるかもしれないが、私は料金を課すべきだと考えている。
- 論理展開: 救急車の誤用を減らし、緊急対応の効率を高める効果がある。
【ボディ1】
- トピックセンテンス: まず、料金を課すことで救急車サービスの誤用を減らすことができる。
- 論理展開: 一部の人は緊急性のない理由で救急車を呼ぶが、これにより資源や時間が無駄になる。料金がかかることで、真の緊急時のみ利用するよう慎重になるため、救急車が本当に必要な人に行き届くようになる。
【ボディ2】
- トピックセンテンス: さらに、料金を課すことで緊急対応の効率が向上する可能性がある。
- 論理展開: 不要な呼び出しが減ることで、救急車が本当の緊急事態に迅速に対応できるようになり、待ち時間が短縮され、命を救う可能性が高まる。
【結論】
- トピックセンテンス: 結論として、救急車に料金を課すことで誤用を減らし、緊急対応の効率を高め、システムをより効果的で公平なものにできる。
有料化するべき派の回答例
Although some may argue that ambulance services should remain free, I believe that charging fees for them is necessary. It would help reduce misuse and improve emergency response efficiency.
First, charging fees can help reduce the misuse of ambulance services. Some people call ambulances for non-emergencies, which wastes resources and time. If a fee is charged, individuals will be more careful about using the service only in genuine emergencies, ensuring ambulances are available for those who truly need them.
Additionally, fees could improve emergency response efficiency. With fewer unnecessary calls, ambulances can respond more quickly to real emergencies. This would reduce wait times and save lives, as timely medical attention is critical in emergency situations.
In conclusion, charging fees for ambulance services can reduce misuse and enhance emergency response efficiency, making the system more effective and fairer for everyone. (139 words)
有料化するべき派の日本語訳
救急車サービスは無料であるべきだという意見もあるが、私は有料化が必要だと考える。これにより、誤用が減少し、緊急対応の効率が向上するからである。
まず、料金を請求することで、救急車の誤用を減らすことができる。中には緊急ではない状況で救急車を呼ぶ人がおり、これが資源と時間の無駄遣いにつながる。有料化すれば、利用者は本当に緊急時のみサービスを利用するようになり、救急車が本当に必要な人々に優先して利用されるようになる。
さらに、料金を課すことで緊急対応の効率が向上する可能性がある。不要な呼び出しが減れば、救急車は本当の緊急事態に迅速に対応できるようになり、待ち時間が短縮され、命が救われる可能性が高まる。緊急時の迅速な対応は非常に重要である。
結論として、救急車サービスに料金を課すことは、誤用を減らし、緊急対応の効率を向上させることで、システム全体をより効果的かつ公平にするだろう。
有料化するべきじゃない派の論理展開
【イントロダクション】
- トピックセンテンス: 救急車サービスに料金を課すことに私は反対である。
- 論理展開: 料金を課すことは、医療へのアクセスを制限し、多くの人々に不公平な経済的負担を強いる。
【ボディ1】
- トピックセンテンス: まず、救急車サービスに料金を課すと、医療へのアクセスが制限される。
- 論理展開: 緊急事態であっても、費用がかかることを恐れて救急車を呼ぶことをためらうかもしれない。特に低所得者層では、助けを求めることを遅らせる結果となり、健康状態が悪化したり、最悪の場合命を落とす危険性が高まる。
【ボディ2】
- トピックセンテンス: さらに、救急車サービスに料金を課すことは、追加の経済的負担を生む。
- 論理展開: すでに医療費や低賃金に苦しむ多くの人々にとって、救急車の料金を支払うのは難しく、経済的なストレスが増大する。これにより、緊急時の医療が必要な人々にとってさらにアクセスしにくくなる。
【結論】
- トピックセンテンス: 結論として、救急車に料金を課すことは、医療へのアクセスを制限し、不公平な経済的負担を生むため、賢明な選択ではない。
有料化するべきじゃない派の回答例
I disagree with charging fees for ambulance services. It would limit healthcare access and create an unfair financial burden for many people.
First of all, charging for ambulance services would restrict access to healthcare. In emergencies, people may hesitate to call an ambulance if they fear the cost, even when it’s a life-threatening situation. This delay in seeking help could lead to worse health outcomes or even death, particularly for low-income individuals who cannot afford the fees.
Furthermore, charging for ambulance services creates an additional financial burden. Many people, especially those already struggling with medical bills or low wages, would find it difficult to pay for such services. This would add to their financial stress and make emergency healthcare less accessible to those who need it most.
In conclusion, charging fees for ambulance services would limit access to healthcare and place an unfair financial burden on people, making it an unwise decision.
(154 words)
有料化するべきじゃない派の日本語訳
救急車サービスに料金を課すことには反対である。これは、医療へのアクセスを制限し、多くの人々に不公平な経済的負担を強いることになるからだ。
まず、救急車サービスに料金を課すことは、医療へのアクセスを制限する可能性がある。緊急時に料金を恐れて救急車を呼ぶのをためらう人が出てくるかもしれない。それが命に関わる状況であれば、助けを求めるのが遅れることで健康状態が悪化し、場合によっては命を失うことにもつながる。特に低所得者層にとって、この影響は深刻である。
さらに、救急車の有料化は、すでに医療費や低賃金で苦しんでいる人々にとって、追加の経済的負担となる。こうした人々にとって、救急車の料金は支払うのが難しいものであり、その結果、緊急医療サービスへのアクセスがさらに難しくなり、経済的ストレスが増加する。
結論として、救急車サービスに料金を課すことは、医療へのアクセスを制限し、人々に不公平な経済的負担を与えるため、賢明な判断ではない。
今回の重要単語
賛成の立場のエッセイの語彙
- misuse (誤用、悪用)
類義語: abuse (乱用), improper use (不適切な使用)
派生語: misuse (誤用する), misused (誤用された) - resources (資源、リソース)
類義語: assets (資産), supplies (供給品)
派生語: resourceful (資源に富んだ), resourcefulness (資源の豊かさ) - genuine (本物の、正真正銘の)
類義語: real (本当の), authentic (真正の)
派生語: genuinely (本当に), genuineness (本物であること) - available (利用可能な)
類義語: accessible (アクセスできる), obtainable (手に入る)
派生語: availability (利用可能性), unavailable (利用不可能な) - efficiency (効率)
類義語: productivity (生産性), effectiveness (効果)
派生語: efficient (効率的な), efficiently (効率的に) - wait times (待ち時間)
類義語: delays (遅延), waiting periods (待機期間)
派生語: wait (待つ), waiting (待機) - timely (タイムリーな、適時の)
類義語: prompt (即時の), punctual (時間通りの)
派生語: timeliness (適時性), untimely (時期尚早の)
反対の立場のエッセイの語彙
- healthcare access (医療へのアクセス)
類義語: medical access (医療アクセス), access to care (ケアへのアクセス)
派生語: accessible (アクセス可能な), inaccessibility (アクセスできないこと) - financial burden (経済的負担)
類義語: economic strain (経済的な圧迫), monetary pressure (金銭的なプレッシャー)
派生語: financially (経済的に), burdensome (負担が大きい) - low-income (低所得の)
類義語: underprivileged (恵まれない), impoverished (貧困の)
派生語: income (所得), low-income households (低所得世帯) - hesitate (ためらう)
類義語: delay (遅れる), be reluctant (気が進まない)
派生語: hesitation (ためらい), hesitant (ためらう) - outcomes (結果、成果)
類義語: results (結果), consequences (結果)
派生語: come out (結果として出る), outcome-based (成果に基づく) - medical bills (医療費)
類義語: healthcare costs (医療費), hospital charges (病院の請求)
派生語: bill (請求書), billing (請求) - financial stress (経済的なストレス)
類義語: monetary pressure (金銭的なプレッシャー), economic anxiety (経済的不安)
派生語: stressed (ストレスを感じた), stress (ストレス)
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