2024年下半期、お悩み相談は、友達よりGPT?!

2023年の記事では、「個チャで解決」としていましたが、2024年現在、「困ったらGPT」という人も多いのではないでしょうか?

GPTに寄せられる相談内容

以前なら上司や同僚・友人・家族に相談していた悩み事も、現在ではAIに相談する人が増えている、と聞いたので、実際のところどうなのか? をGPTに聞いてみました。

GPTに寄せられる相談内容や傾向:

相談内容のカテゴリー概要具体例傾向
職場の悩み同僚や上司との人間関係、仕事の進め方やキャリアアップについてのアドバイス。部下とのコミュニケーションの取り方、リーダーシップの改善方法。問題解決に向けた具体的なアドバイスを求める。
個人的な悩み人間関係、家族問題、ストレス管理、自己成長に関する悩み。パートナーとの関係改善、家族とのコミュニケーションの方法。カウンセリング的なアプローチを求めることが多い。
健康・フィットネスダイエットや運動方法、健康的な生活習慣に関する相談。健康的な食事プラン、睡眠の質を向上させる方法。自己管理や健康意識の高まりに伴って増加傾向。
学習・教育語学やプログラミングなどのスキル習得、資格試験対策についてのアドバイス。英語学習のコツ、AIやプログラミングの学び方。自己学習やオンライン教育の普及に伴って需要が拡大。
技術的な問題ソフトウェアやハードウェアのトラブルシューティング。コンピューターやスマートフォンの設定方法、プログラムのバグ修正。急速な技術進歩により、技術サポートの需要が増加。
恋愛・パートナーシップ恋愛に関する悩みやパートナーとのコミュニケーションに関するアドバイス。パートナーとのトラブル解消、恋愛相談。ソーシャルメディアの影響で特に若年層で相談が増加。
メンタルヘルスストレス管理や不安解消に関するアドバイス。ストレス軽減法、瞑想やリラクゼーションテクニック。パンデミック以降、特に注目されている分野。
ファイナンス・投資個人の資産管理や投資方法についての相談。貯蓄計画、初心者向けの投資アドバイス。資産運用への関心が増えており、関連する質問も増加。
旅行・レジャー旅行先の情報やアクティビティに関する提案。国内外の旅行プラン、アクティビティの提案。減少傾向だったが、回復傾向にある。
趣味・ライフスタイル趣味やライフスタイルに関する質問や提案。ガーデニングのコツ、読書や映画のおすすめ。自己表現やQOL向上を目指した相談が増加。

現在の傾向として、個人の成長や精神的なサポートを求める内容が多く見られる一方で、技術的な問題解決を求める人も増えているとのことです。


なぜ「人」よりGPTなのか?

確かに、近年は「困ったらGPT」という傾向が強まっているのを感じますね。特に以下の点で、人々が従来の相談先(同僚、友人、上司など)よりもGPTのようなAIに頼る傾向が見られる理由が明確になっていると考えています:

  1. 匿名性とプライバシーの安心感
    GPTへの相談は匿名ででき、誰にも知られずに個人的な問題を共有できるため、他人に話すのが恥ずかしい内容やデリケートな話題でも安心して相談できます。特に、職場の人間関係や恋愛の悩み、家族問題などは、他人には話しにくいものですが、GPTならその心配がありません。
  2. 即時性とアクセスのしやすさ
    GPTは24時間いつでもアクセス可能で、即座に回答を提供します。人に相談する場合、時間が合わなかったり、相手が忙しかったりすることがありますが、GPTはそのような制約がなく、すぐにフィードバックが得られる点で優れています。
  3. 判断や偏見がない
    人に相談すると、相手の主観や偏見が介入することがありますが、GPTはあくまで中立的な立場で答えます。これは、特に複雑な人間関係や感情的な問題において、公平で冷静なアドバイスを求める人々にとって大きな魅力です。
  4. 専門的な情報やアドバイスの提供
    GPTは多様な情報に基づいてアドバイスを提供できるため、特定の分野に関する問題や悩み(技術的な問題、勉強方法、健康相談など)にも専門的な知識で対応できるのが強みです。専門家や同僚に聞かなくても、正確で豊富な情報が得られるという点で、人々がGPTに頼ることが増えています。
  5. 感情の負担がない
    他人に相談する際、相手の感情を気にしたり、負担をかけていると感じることがある一方、GPTにはその心配がありません。これは、人間関係に気を遣いたくない人や、深い悩みを抱えている人にとって大きな利点です。

これらの理由から、特に若年層や技術に慣れ親しんだ世代を中心に、AIに対して相談するという選択肢が増えているように思います。パンデミック以降、オンラインでの活動やリモートでの仕事が増えたことも、こうしたAIに頼る傾向を加速させた要因の一つかもしれません。

英検1級・準1級受験者がGPT活用

英検に関する質問は増えている傾向があるようです。英語学習に対する需要がますます高まっていることや、オンラインでの学習が普及していることも要因となり、効率的な学習方法や具体的な試験対策、さらには面接試験の準備に関する質問が増加しています。特に、英検1級や準1級のスピーキング試験やエッセイ対策についての質問が増えている印象です。

さらに、英検は幅広い年齢層が受験しているため、子どもから大人まで、様々なレベルに応じた学習方法や教材の紹介、模擬試験の利用法に関する質問も寄せられています。特に英検の面接試験やライティングの対策に関するサポートを求める声が強まっているようです。


以下、昨年の投稿内容です。

1年ですっかり状況がかわりましたね。


仕事の問題やストレスは個チャで解決

Venting: Chatting with colleagues can be a great way for engineers to let off steam and vent about any challenges or frustrations they may be experiencing in their work. By sharing their feelings with others, they can often gain a new perspective on the situation and feel more supported and understood.

在宅勤務で1日中パソコンに向かってぺちぺちやっていると、やはりストレスが溜まりやすいです。また、問題が発生した時、すぐ傍に同僚がいないので、必要以上に「う。。。」と落ち込んだり腹が立ったりします。

エンジニアたちは、あまりストレスをため込まない様に、すぐに仲良しエンジニアにチャットすることで、憂さ晴らしをしたり、深刻な状況をジョークに変えたりします。

一旦感情を吐き出すことで、問題を客観的に見つめ直したり、サポートしてくれる仲間がいることを確認して、自分自身を取り戻しています。

Brainstorming: Chat can also be a great tool for brainstorming and problem-solving. By discussing issues with colleagues and bouncing ideas off one another, engineers can often find new solutions to problems and feel more empowered in their work.

一人で煮詰まった時は、やはりチャットで文章化するのが効果的ですね。

相談するためにチャットテキストを打ち込んでいるうちに、問題点が整理され、解決策が見えてきたりします。

Socializing: Chat can also be a great way for engineers to build connections with their colleagues and develop a sense of community in the workplace. By chatting with one another about non-work-related topics, they can often relieve stress and build stronger relationships with their coworkers.

孤独回避には、やはりチャットです。

完全在宅勤務が続くと、なかなかの孤独感を感じる瞬間があり、そうなると、ロクなアイデアもでないので、同僚に仕事以外のチャットをして「仲間意識」を育んでいます。

仕事開始チャット、ランチ行きますチャット、面白いgif見つけたチャットなど、ちょっとしたタイミングを見つけて気軽にチャットすることで、仲間とのつながりを感じています。



Getting support: Finally, chat can also be a great tool for engineers to get the support they need to manage stress and stay healthy. Whether it’s connecting with a mentor, reaching out to a mental health professional, or seeking out resources and support from their employer, chat can be a valuable way for engineers to access the help they need to stay healthy and happy in their work.

助けて欲しい時は遠慮せず、どんどん「ヘルプ!」とチャットします。

悩んで病気になってしまうより、「何をどうしていいのか、全く分かりません」と正直にチャットするだけで、驚くほどたくさんのサポートが得られます。

そういう意味では「IT業界は初心者です」というスタイルで率直に質問できる立場はお得なのかもしれませんね。


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